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【平松さとしの重賞サロン】セイウンコウセイ 上原調教師は馬術の経験を生かす“改革者”

6/15(木) 21:36配信

東スポWeb

 1993年に調教師免許を取得した上原博之調教師。当時はまだ36歳。異例の若さでの合格だった。

 もともと学生時代の彼は、馬術の世界で名の知れた存在だった。東日本大会で優勝し、国体でも減点0同士のジャンプオフ(勝者決定戦)まで争った。結果、走破時計が0秒5だけ遅く敗れたものの、それでも国体準優勝なのだからその実力は半端でないことが分かる。

 そんな上原師が競馬と出会ったのは英国での話だった。馬術のプロを養成する乗馬学校へ行くため英国に4か月滞在した時期があった。その時、デモンストレーションを行うため訪れたグッドウッド競馬場が「生まれて初めて行った競馬場」(上原師)だった。

「日本で競馬に対して抱いていたイメージと異なり、すごく奇麗だったので驚きました。競馬の世界も面白いなって思ったものです」

 厩舎を開業後は、馬術時代に得た経験をもとに改革を行った。当時まだ使用頻度の少なかった扶助馬具であるマルタンガール(頭を上げすぎる馬に使用)を積極的に導入したり、厩舎に砂場を造って馬を放したり…。そんな中から秋の天皇賞勝ちなどGI・5勝のダイワメジャーらが育った。

 その上原師が今週末行われる函館スプリントS(日曜=18日、函館芝1200メートル)にセイウンコウセイを出走させる。前走の高松宮記念でGIホースとなった同馬が貫禄を見せてくれることを期待したい。

最終更新:6/15(木) 21:45
東スポWeb

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