ここから本文です

宇田川榕菴の墓前に珈琲 命日の22日、岡山・津山で「城西まち歩き」

6/15(木) 7:55配信

産経新聞

 コーヒーに「珈琲」の字を当てたことで知られる幕末の津山藩医で蘭学者、宇田川榕菴(うだがわようあん)(1798~1846年)の命日となる22日、津山市西寺町の泰安寺で榕菴の墓前にコーヒーを供えるなどの「城西まち歩き」が開かれる。コーヒーの香りとともに、津山の名所を再発見できそうだ。

 榕菴は江戸末期に「酸素」「元素」などの化学用語を考案し、薬学書なども出版していた。イベントは近代科学の生みの親とされる郷土の偉人を顕彰しようと、同市の観光施設「城西浪漫館」が平成24年から開き、今年で6回目。

 榕菴の菩提(ぼだい)寺である泰安寺では、カップに注いだコーヒーを榕菴の墓前に供え、郷土が生んだ希代の蘭学者をしのぶ。

 また、同寺がある城西地区には、国登録有形文化財の「作州民芸館」や「翁橋(おきなばし)」などがあり、ガイドを聞きながら、まち歩きを堪能する。

 今回は4月にオープンした「津山城下町歴史館」の見学も盛り込まれ、最後は、同じく国登録有形文化財の城西浪漫館で、榕菴が愛飲したとされる味を再現した「榕菴珈琲」を試飲することもできる。

 午前9時50分に城西浪漫館集合。同10時出発。前日までに要予約。問い合わせは同館(電)0868・22・8688。

最終更新:6/15(木) 7:55
産経新聞