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「足音が苦痛」上階の母娘殺傷 被告に懲役24年の判決

6/15(木) 18:26配信

朝日新聞デジタル

 兵庫県尼崎市で昨年5月、同じ集合住宅の真上の部屋に暮らす女性とその娘を包丁で刺し、娘を殺害したとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた無職の豊島(とよしま)速夫被告(68)=同市下坂部3丁目=に対し、神戸地裁の裁判員裁判は15日、懲役24年(求刑懲役30年)を言い渡した。

 川上宏裁判長は動機を「足音などの物音を苦痛に感じ、思い詰めた」とし、「強固な殺意に基づく、執拗(しつよう)で凄惨(せいさん)な犯行で、相当に悪質だ」と述べた。

 判決によると、豊島被告は昨年5月19日、集合住宅前の路上などで、女性(62)と女性宅を訪れていた次女の足立千春さん(当時33)を出刃包丁で多数回刺すなどして、足立さんを殺害、女性にも2カ月の重傷を負わせた。(金井和之)

朝日新聞社