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3歳女児虐待死、母親も実刑判決 「正当化できない」

6/15(木) 18:32配信

朝日新聞デジタル

 埼玉県狭山市で次女(当時3)を死なせたとして、保護責任者遺棄致死や暴行などの罪に問われた無職藤本彩香被告(24)の裁判員裁判の判決が15日、さいたま地裁であった。高山光明裁判長は「無慈悲かつ卑劣で極めて悪質」と述べ、求刑通り懲役13年を言い渡した。

 判決によると、藤本被告は内縁の夫の大河原優樹受刑者(26)=同罪などで懲役12年6カ月が確定=とともに、2015年9月ごろから次女羽月(はづき)ちゃんを繰り返し虐待。昨年1月8日夜、大河原受刑者から冷水をかけられた全裸の羽月ちゃんを風呂場に放置し、翌日敗血症で死亡させた。

 高山裁判長は「虐待はしつけの域をはるかに超えたもので、到底正当化できるものではない」と指摘した。公判での藤本被告の供述なども「内縁の夫の責任ばかりを強調する態度」と批判し「罪に正面から向き合えているとは到底認めがたい」と述べた。(小笠原一樹)

朝日新聞社