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最強リネール「東京目指す」明言に康生監督「みんなで倒す」

6/15(木) 6:53配信

スポーツ報知

 東京五輪でも日本柔道に“リネールの壁”が立ちはだかる。都内の講道館で14日、日本を含む32か国・地域から男女521選手が参加する国際合宿が公開された。男子100キロ超級で五輪2連覇、世界選手権7連覇中のテディ・リネール(28、フランス)が練習後「間違いなく東京五輪を目指す」と宣言。リオ五輪後、去就について保留していたが、初めて東京五輪への意欲を明かした。

 絶対王者の参戦で、東京五輪の金メダル争いは厳しさを増す。リネールは60キロ級の野村忠宏氏を例に挙げ「目指したい」と3連覇を狙う個人戦だけでなく、追加種目に決まった混合団体にも強い関心を示した。「4つの五輪の金メダルを持てる可能性がある。出る限りは、もちろん優勝を目指す」。2冠に向け、この日は「お互い尊敬している」と語るリオ五輪73キロ級金メダルの大野将平(25)=旭化成=と乱取りを行うなど汗を流した。

 リネールは8月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)を復帰戦とすることも明かした。迎え撃つ日本代表も燃えている。合宿初日の12日には同代表の原沢久喜(24)=日本中央競馬会=、王子谷剛志(25)=旭化成=が乱取りを挑んだ。リオ五輪決勝で惜敗した原沢は「誰が一番先に勝つかが(五輪代表)選考もですけど、気持ちの部分でも大切になる」と力を込めた。現役時代に対戦した井上康生監督(39)も「彼と同じ空気を吸いながらやることは大きなエネルギーになる。偉大で尊敬できるからこそ、みんなで彼を倒しにいきたい」と後押し。最強の男の存在が、日本代表の刺激となることを願った。(林 直史)

最終更新:6/15(木) 6:53
スポーツ報知

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