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疲労蓄積…息切れ感 壁にぶつかった久保 サッカーW杯アジア最終予選

6/15(木) 7:55配信

産経新聞

 イラク戦で勝ち点1にとどまった日本。昨年11月のサウジアラビア戦以降、攻撃陣を引っ張ってきた23歳の久保だが、この日も低調なプレーに終始し、壁にぶつかった印象をぬぐえない。

 5試合連続で先発出場した久保。気温35度を超える酷暑も影響したのか動きが重く、精彩を欠いた。「裏を狙うだけではダメ。攻撃の種類を増やさないと」と決定機をつくれなかったことへの反省を口にしたが、短いパスを狙われ、奪われる場面も散見された。

 最終予選での連続得点も2試合で止まった。代表では初めて左FWで先発し、「どっちもやりやすいようにしていきたい」とさらなる上積みを課題に挙げたものの、主戦場の右FWで出たシリア戦から左右で不調が続いている。

 代表はまだ6試合目の出場。欧州のクラブで戦いながら、代表活動期間ごとに日本とを往復する生活は不慣れなところがある。

 5月に2016~17年シーズンが終わったばかりで、疲労の蓄積による息切れ感が漂う。実際、イラク戦は終盤に足が止まり、「チームに迷惑はかけられない」と漏らしたほどだ。

 ただ、代表のエースになるためには適応しなければいけない壁だ。W杯出場をかけた豪州、サウジアラビアとの大一番に向け、ひと皮むける宿題が残った。(小川寛太)

最終更新:6/15(木) 8:39
産経新聞