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「一国二制度侵害」と中国批判=香港学生リーダーが来日記者会見

6/15(木) 18:04配信

時事通信

 2014年に香港中心部の幹線道路を民主派が占拠した「雨傘運動」などの学生リーダー、黄之鋒氏(20)が15日、東京都内の日本記者クラブで会見した。

 黄氏は「一国二制度は侵害され、今や一国一・五制度になっている」と述べ、香港への政治的圧力を強める中国の習近平政権を批判した。

 黄氏は、香港の書店関係者失踪事件や中国電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)集団による香港有力紙の買収などを挙げ、個人の安全や報道の自由が侵されていると指摘。「(一国二制度をうたった中英の)共同宣言のなし崩し的な失効を深く懸念している」と訴えた。

 黄氏は近年の学生運動で中心的役割を果たし、現在は学生らの新興政党「香港衆志」の事務局長を務めている。

 また、共に会見した同党の女性幹部、周庭氏(20)は、香港返還20年を迎える7月1日のデモで「中国政府が世界に示そうとしている『中国の平和的台頭』という偽りのメッセージを打ち破りたい」と強調した。 

最終更新:6/15(木) 18:10
時事通信