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<精神保健福祉法>継続審議へ 衆院審議入りできず

6/15(木) 20:31配信

毎日新聞

 相模原市の障害者施設殺傷事件を受け、措置入院患者の支援を強化する精神保健福祉法改正案は15日、継続審議となる見通しとなった。16日の衆院本会議で決議される見込み。当初、事件の再発防止策としての側面が強調されたため、野党から「障害者の差別偏見につながる」との批判が噴出。先議の参院で審議が大幅に延び、衆院では審議入りできなかった。

 改正案は、措置入院した患者が退院後も継続的に医療などの支援を受け、社会復帰できるよう、関係自治体や医療機関などで「精神障害者支援地域協議会」を設置し連携する仕組みを設ける。措置入院を決めた都道府県や政令市は、入院中から退院後支援計画を作成し、退院後は居住先の保健所設置自治体が計画に基づき相談指導を実施する。

 このほか、強制入院の要否などを判断する精神保健指定医の資格が不正取得されていた問題を受け、資格の取得や更新の審査を厳格化することも盛り込んでいた。【山田泰蔵】

最終更新:6/15(木) 20:31
毎日新聞