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<共謀罪法成立>各地で抗議行動続く 首相の地元でも

6/15(木) 20:58配信

毎日新聞

 「共謀罪」法が強行採決された15日、成立後も与党の姿勢に怒りが収まらず、各地で抗議の声が上がった。

 安倍晋三首相の地元の山口県下関市でも抗議行動があった。市民団体でつくる実行委員会の主催で約30人が市役所前に集まり、参院で委員会採決を省略した手法に市民らが「暴挙以外の何ものでもない」と抗議した。

 参加した同市内に住む安野溢乃(みつの)さん(77)は「今朝、テレビを見て(採決を知り)驚いた。処罰の対象がはっきりせず不安だ。そうした肝心な部分が固まっていないまま採決するやり方には怒りでいっぱいだ」と憤った。

 長崎市の繁華街では七つの市民団体が主催して緊急集会を開催。「怒」「暴挙」などと書かれたボードを掲げた市民約300人が抗議の声を上げた。

 被爆者で長崎原爆被災者協議会副会長の森内実さん(80)がスピーチし「次の流れは明々白々です。憲法9条改正。戦前の地獄の時代を知る者として、戦争に突き進む、戦いによる被害者を生む方向への独裁的な政治のやり方を許してはいけない」と怒りを込めた。【上村里花、浅野翔太郎】

最終更新:6/16(金) 1:31
毎日新聞