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「民主的権利大切に」日本語で訴え、雨傘運動元リーダー

6/15(木) 23:32配信

朝日新聞デジタル

 2014年に学生らが香港中心部を占拠し民主的な選挙の実現を求めた「雨傘運動」の元リーダー、黄之鋒氏(20)と周庭氏(20)が15日、日本記者クラブで記者会見した。中国への返還20年を前に、香港の民主化への支援を訴えた。

【写真】会見後に記念品を渡され、笑顔を見せる黄之鋒氏(右)と周庭氏=15日午後、東京都千代田区、細川卓撮影

 返還記念日の7月1日は大がかりな記念式典が開かれる。周氏は「香港市民が中国の平和的な台頭や返還を祝賀するという(中国共産党の)偽りのメッセージを打ち破りたい」と述べた。当日には10万人規模のデモの計画があるという。

 周氏は日本の若い世代に対し「みなさんが持っている民主的権利は、香港人が一生懸命追い求めている権利です。大切にしてほしい」と、独学で学んだ日本語で訴えた。黄氏は香港で中国当局の影響が強まり、個人の安全や報道の自由が脅かされているとして、一国二制度が「かなり後退している」と懸念を示した。

朝日新聞社