ここから本文です

女児虐待死、母親に懲役13年=「しつけの域超える」―さいたま地裁

6/15(木) 20:21配信

時事通信

 埼玉県狭山市で昨年1月、当時3歳の次女を虐待し、死なせたとして、暴行や保護責任者遺棄致死などの罪に問われた母親の無職藤本彩香被告(24)の裁判員裁判の判決が15日、さいたま地裁であった。

 高山光明裁判長は求刑通り懲役13年を言い渡した。

 高山裁判長は、次女の羽月ちゃんに対し、内縁の夫の大河原優樹受刑者(26)=保護責任者遺棄致死罪などで懲役12年6月確定=と共謀し、十分な食事を与えなかったり、犬用の鎖でつないだりするなどの虐待を繰り返したと指摘。「発覚することを恐れ、医師の診察を受けさせず放置した」とした。

 藤本被告は羽月ちゃんを医者に見せなかった行為と死亡との因果関係はないと主張したが、判決は「放置せずに医師が治療すれば十分救命可能だった」と結論付けた。

 その上で、約4カ月に及ぶ虐待行為を挙げ、「しつけの域をはるかに超え、到底正当化できない。実の母として必要な保護をしなかったことは、強い非難に値する」とした。 

最終更新:6/15(木) 20:26
時事通信