ここから本文です

存続危機の仙台ベルフィーユ・葛和監督「なくしてはダメ」

6/15(木) 20:50配信

スポーツ報知

 チーム存続の危機に立たされているバレーボールのVチャレンジリーグ1部・仙台ベルフィーユが15日、宮城県内で練習を行った。

 チーム運営に携わる株式会社トゥエルヴが、ベルフィーユが財務状況の悪化を理由にVリーグ機構から「退社」勧告を受けたことを14日にフェイスブックで明かしていた。

 この日、取材に応じた葛和伸元監督(62、元全日本女子監督)は「経営が苦しいという話は3月頭くらいに聞いた。選手たちも知っていたようで、様子がおかしく、4月中は大変だった」と話した。

 しかし最終的には、発足時の2011年から唯一在籍している選手兼マネジャーの雨堤みなみ(28)を含めた13選手が「仙台でやりたい」と残留を表明。現在は7月の国体宮城県予選やV・サマーリーグに向けて練習に励んでいる。

 葛和監督は「女子バレーのクラブチームで、純粋にこういう形でやっているチームは他にない。なくしてはダメ。これからバレーの普及につながっていくのも、クラブチームが主体。ホーム&アウェーという戦い方をやっていきたい。宮城に来て3年ですが、いい街。もう少し長く宮城県にいたい。選手たちはこういう状況でも、けなげに練習している。声援をお願いしたい」と力説した。

 雨堤も「このチームが潰れるのは悲しい。仙台でやりたい気持ちだけは忘れずに毎日やりたい。仙台でバレーができるのであれば感謝の気持ちを忘れず、結果にこだわっていく。昨年はプレミア昇格という大きな目標を持っていたが、今年は目の前の一つ一つを頑張っていきたい」と話した。

 チームを保有するNPO法人・仙台ベルフィーユは来週、財務や事業改善に関する必要書類を機構に提出し、判断を待つという。

最終更新:6/15(木) 20:50
スポーツ報知