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塩谷、UAEアルアインに完全移籍発表…年俸4倍の2億円×2年

6/16(金) 5:53配信

スポーツ報知

 元日本代表DF塩谷司(28)=広島=がUAEの強豪アルアインに完全移籍することが14日(日本時間15日)、両クラブから発表された。7月からの2年契約。現地メディアによると年俸は2億円で、現在の5000万円の4倍。Jリーグで今季日本人最高額のMF遠藤保仁の1億5000万円(ともに金額は推定)も上回った。契約が4年半残っていた広島にも十分な額の移籍金と違約金が支払われる。背番号は広島時代と同じ33となった。

【写真】広島で背番号33でプレーする塩谷

 塩谷は14日に現地でメディカルチェックを受け、クラブ幹部とともに会見に出席。「日本でアルアインのキャプテン、オマル・アブドゥルラフマンを知らない選手はいない。アジア大陸最高の選手と一緒にプレーできるのはとてもうれしい」と喜びの声を発した。

 UAE代表の中核を担いロシアW杯最終予選で日本との対戦経験もあるMFオマル・アブドゥルラフマン擁するチームは、16~17年季は失点が37と多く4位に沈んだ。18年のACL出場権も失い、守備陣の強化が急務だった。オーバーエージでリオデジャネイロ五輪に出場し日本代表歴もある塩谷がリストに挙がり、正式オファーを送っていた。

 夏に開幕予定のリーグは6月発表のアジア・サッカー連盟のリーグランクでトップ。中東各国の代表選手に加え、元ブラジル代表FWニウマール(アルナスル)ら高いレベルの選手がそろう。塩谷は現在J1で16位と低迷する広島から移籍することについて悩んだ末「一人のサッカー選手として後悔しないように、成長できるようにと考え決断しました」と話した。

 16日には広島で会見を行い、28日のルヴァン杯・F東京戦(Eスタ)後に壮行セレモニーが予定されている。日本を代表するDFの新たな挑戦が始まる。

 ◆塩谷 司(しおたに・つかさ)1988年12月5日、徳島・小松島市生まれ。28歳。徳島商高から国士舘大を経て、2011年にJ2水戸入り。12年8月にJ1広島へ移籍した。14年10月の親善試合ジャマイカ戦で日本代表デビュー、15年アジア杯日本代表。16年リオ五輪にオーバーエージ枠で出場。14~16年Jリーグベストイレブン。J1通算140試合17得点、J2通算60試合5得点。国際Aマッチ2試合0得点。182センチ、75キロ。

 ◆主な欧州組の年俸 インテルのDF長友佑都は16年4月に3年契約を結び5億5000万円。ACミランの退団が確実となっているFW本田圭佑は3億円。18年7月まで契約を結んでいるシャルケ04のDF内田篤人は2億5000万円。(金額は全て推定)

 ◆アルアイン 1968年創立。ホームタウンはアルアイン。リーグ優勝12回。ACLでは2003年に優勝、05、16年準優勝。過去には元浦和のブラジル人FWエメルソン、元ガーナ代表FWアサモア・ギャンらが所属した。監督はクロアチア人のゾラン・マミッチ氏(45)。

 ◆UAE1部リーグ 1973年創立。17~18年季から12チームに削減され、ホーム&アウェーの2回戦総当たり。1、2位とUAEプレジデント杯王者にACL本戦の出場権、3位にプレーオフ出場権が与えられる。過去にはFW森本貴幸(現川崎)がアルナスルで、現在はMF増田誓志(元鹿島など)はアルシャルジャでプレーしており、塩谷は3人目の日本人選手。

最終更新:6/16(金) 7:47
スポーツ報知