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張本、木造と3度目ペアで世界選手権8強にストレート負けも「ミス減らせば強くなる」

6/16(金) 7:04配信

スポーツ報知

◆卓球 ワールドツアー ジャパン・オープン荻村杯第2日▽男子ダブルス本戦1回戦 黄鎮廷・何鈞傑3-0張本・木造(15日、東京体育館)

 5月の世界選手権(ドイツ)男子シングルス8強の張本智和(13)=エリートアカデミー、仙台市出身=が、ダブルスで新たな可能性を見せた。日本ジュニア王者の木造勇人(17)=愛工大名電高=と組んで予選を初めて突破。本戦1回戦では黄鎮廷、何鈞傑組(香港)に敗れたが、台に近い位置からバックハンドで崩すなど、世界選手権8強の香港ペアとも渡り合える力を見せた。張本は20日開幕の中国オープン(成都)に出場する。

 張本が、悔しさの中にも手応えを得た。男子ダブルス1回戦。相手は世界選手権8強で、優勝した中国の樊振東、許キンをフルゲームまで追いつめた香港ペア。パワーに押し込まれ、ストレートの敗戦に終わった。「満足いく結果でないけど、ミスを減らせば強くなれる」と前を向いた。

 左利きの木造とは昨年9月のチェコオープン以来、3度目のペア。予選ではドイツペアを退け、初勝利を挙げた。直前練習はほとんどできなかったが、木造は「張本君が世界選手権で結果を出して刺激になった」と話せば、張本も「成長していいプレーができた」とうなずいた。

 今年12月の世界ジュニア選手権(イタリア)を意識したペアリングだが、田勢邦史コーチ(35)は「張本は2020年を意識し、ダブルスも強化する位置に来ている。将来的に(左利きの)水谷(隼)や丹羽(孝希)と組む可能性もある」と東京五輪を見据えている。

 今大会ではシングルスも予選で敗れたが、成長著しい13歳は「前向きに考えて次は結果を残せるようにしたい」と悔しさを糧にするつもりだ。(遠藤 洋之)

最終更新:6/16(金) 7:04
スポーツ報知