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湯野上温泉周辺をトンネル化 来年、早期に着手

6/15(木) 10:52配信

福島民報

 国土交通省は121号国道「会津縦貫南道路」の湯野上バイパス(延長約8・3キロ)のうち、福島県下郷町の湯野上温泉周辺の約2・6キロをトンネル化する。平成30年早期に「湯野上2号トンネル」(仮称)の整備に着手する。川瀧弘之東北地方整備局長が14日、福島県庁で内堀雅雄知事と懇談し明らかにした。
 郡山国道事務所によると、湯野上バイパスの整備は国の直轄権限代行事業で進められている。湯野上温泉や観光名所「塔のへつり」などの周辺は道幅が狭く難所になっているためトンネル化する。工事期間は未定だが、4年前後はかかる見込みという。
 川瀧局長は会津縦貫南道路について「非常に重要な南北軸だ。会津の地域創生のためにも県と連携して整備を進める」と述べた。内堀知事は安定的で長期的な財源の確保を国に働き掛けるとした。
 浪江町と双葉町に整備する復興祈念公園について川瀧局長は「宮城県石巻市、岩手県陸前高田市に整備する追悼施設とネットワークを結んで(被災3県の)広域観光や教育旅行につなげたい」と述べた。さらに4号国道「矢吹鏡石道路」の4車線化や東北中央自動車道の整備を早期に進めると強調した。
 懇談に先立ち、川瀧局長と内堀知事はヘリで被災地のインフラ復旧状況などを視察した。東北地方整備局の渡辺泰也企画部長、県の大河原聡土木部長らが同行した。

福島民報社

最終更新:6/15(木) 10:56
福島民報