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日野自動車、マレーシアでハイブリッドバスの試験導入始める

6/15(木) 15:01配信

産経新聞

 【ジョホール=吉村英輝】マレーシア南部ジョホール州で進む経済開発特区「イスカンダル」で15日、日野自動車のハイブリッド(HV)バスの試験導入が始まった。試験走行などの後、7月から5カ月間、6路線に投入され、燃費性能などを調べる。採用につながれば、同じ東南アジアのタイでの先行事例に続き、海外では2例目の大型納入案件になると期待される。

 試験事業を行う日野、三井物産、現地の開発業者とバス運行社の4者が同日、現地で覚書を締結した。会場には、路線で電池性能などの実測値を計るHVバスも展示され、車いすに対応した車内設備などが説明された。

 同特区は、ジョホール州南部で、海峡を挟んで面するシンガポールの3倍に相当する2217平方キロに、工業団地や教育機関を集積させる、大型複合開発プロジェクト。2006年に開発が始まり、完成予定の2025年には人口を300万人へ倍増させる計画だ。

 渋滞対策のカギを握る公共交通網整備では、バス専用レーンの導入が予定され、環境も重視した「スマートシティ」の実現へ、日本で普及するHVバスの採用が検討されている。

 日野は昨年、タイの首都バンコクのバス路線で、同様に試験走行を実施。海外で初の大型受注案件となる見込みという。

最終更新:6/15(木) 15:01
産経新聞