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自民・石破茂前地方創生担当相 9条2項改正に「理を尽くせば国民の半分わかってくれるはず」

6/15(木) 15:49配信

産経新聞

 自民党の石破茂前地方創生担当相は15日の文化放送番組で、憲法9条改正について「(戦力不保持の)2項は全面的に削除するか、抜本的に変えないと駄目だというのが、今までの自民党の議論だ」と述べ、9条1、2項を維持して自衛隊の存在を明文化する安倍晋三首相の意向に重ねて異議を唱えた。

 石破氏は、自衛隊を軍隊とするなら国際法に従い、捕虜としての待遇などを保障する交戦権も認めるべきだと主張した。「憲法に(戦力の保持や交戦権を認めない)9条2項は厳然としてあるのに、3項で『(2項は)ないことにしよう』というと、全体の体系はどうなるのか」と疑問を呈した。

 一方で「自衛隊とは何か、交戦権とは何かということを理を尽くして説明すれば、分かってくれる国民が半分はいるはず」と語り、期待感を示した。

 自民党に公明党や日本維新の会を加え、衆参両院で改憲発議の要件となる3分の2の議席を確保する手法については「テクニックとしてはあるかもしれないが、国民が本当に納得するかが大事だ」と強調した。

 平成24年の野党時代に発表し、国防軍の保持を明記した党憲法改正草案に関しては「それを掲げて政権を取った。『野党時代のものだからエッジをきかせた』と言うのは、すごく嫌い」と語り、草案の扱いを党内で議論すべきだとの認識を改めて示した。

最終更新:6/15(木) 15:49
産経新聞