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【外信コラム】インドで深刻すぎるパイプトラブル 

6/15(木) 16:01配信

産経新聞

 ニューデリーは今がいちばん暑い季節だ。日中は、気温が46度前後まで上昇する。支局で働いていると、エアコンをフル回転させることになるわけだが、先日、そのエアコンから、大量の水がしたたり落ちてきた。

 有名日本メーカーのエアコンが悪いのではない。原因は、排水パイプだ。実はインドでは、この手のトラブルは非常に多い。建物を建設した際に、配管がきちんとされていないのだ。

 水道業者を呼んで調べさせると、床の下を通っているパイプが粗悪品で、中がつまっている可能性が高いものの、大理石の床をはがして取り換えれば大工事になるという。そこで、壁の裏に新たな排水路を通し、トイレの下水口に水を流すことになった。工事は、ドリルで壁に穴を開け、3日ほどで終了となった。

 昨年秋に引っ越してきたこの建物では、以前にもトイレの水道管が水漏れを起こし、やはり壁を壊してパイプを付け替えている。室内には他にもいろんなパイプが通っている。もうこれで終わりにしてほしいが、どうなることやら…。

 インドでは、エアコンの配線から出火するトラブルもよくある。知り合いの日本人宅は部屋が丸焼けになった。巨大市場インドへの進出を目指す日本企業は多いはずだ。ぜひ、住宅分野に乗り出してほしい。(岩田智雄)

最終更新:6/15(木) 16:01
産経新聞