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文在寅氏「挑発中断するなら無条件に対話」融和姿勢さらに鮮明に

6/15(木) 19:54配信

産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、2000年の当時の金大中(キム・デジュン)大統領と北朝鮮の金正日(ジョンイル)総書記の初の南北首脳会談を記念した式典で演説し、「北朝鮮が核とミサイルの追加挑発を中断するなら、北朝鮮と条件なしに対話に出ることを明言する」と語った。対北融和姿勢をさらに鮮明にした形だ。

 北朝鮮が核放棄によってこれまでの南北間の合意を履行する意思を示せば「積極的に手助けする」と指摘。「ひざを交え、これまでの合意をどうやって履行するか協議する意思がある」ともし、「米朝関係の正常化まで包括的に論議することもできる」と強調した。

 文氏の対話への前のめり姿勢は、現在は対話の状況にないとして制裁を強めるトランプ米政権との足並みを乱す恐れもありそうだ。

 文政権は首脳会談の記念行事の南北共同開催を計画する団体に対北接触を認めたが、北朝鮮側は平壌での開催を主張。別の人道支援団体などの訪朝を拒否する強硬姿勢を見せ、共同行事は行われなかった。

最終更新:6/15(木) 19:54
産経新聞