ここから本文です

連合会長人事「禅譲」報道、神津里季生会長コメント避ける

6/15(木) 22:13配信

産経新聞

 連合の神津里季生会長は15日の記者会見で、10月の任期満了をもって会長を退任する方向で調整していることについて「この件については一切コメントはできない」と言及を避けた。

 連合は、次期執行部の人事案について、5月頃から組織内の「役員推薦委員会」で検討している。会長人事に関する報道については「極めて遺憾」とする談話を発表しているが、神津氏は「コメントも役員推薦委員長名だ」と説明し、推薦委員会での議論に委ねる姿勢を強調した。

 神津氏は現在1期目で2期4年以上務めるのが慣例だが、連合内では「神津氏が逢見直人事務局長に禅譲する」(幹部)との見方が強まっている。逢見氏が会長を務めた連合内最大の産業別組織「UAゼンセン」は、63歳という逢見氏の年齢も踏まえ、早期の「逢見会長」実現を求めている。

 神津氏は政府の「働き方改革実現会議」に参加し、逢見氏も平成27年に安倍晋三首相と極秘面会するなど両氏と安倍政権との関係は良好。ただ、連合傘下には自治労や日本教職員組合(日教組)など政権に批判的な勢力もあり、逢見氏への交代で神津氏の路線を維持する思惑もありそうだ。

最終更新:6/15(木) 22:13
産経新聞