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恋バナ、夢、自炊、YouTubeチャンネル出演、そして逮捕も… 中核派アジト「前進社」で暮らす若者たちの素顔

6/15(木) 6:01配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 11日、東京・銀座で共謀罪反対のデモ行進が行われた。主催は過激派集団の「中核派」。46年前に起きた「渋谷暴動事件」の殺人容疑などで逮捕された大坂正明容疑者が所属する組織だ。

 1963年に結成された中核派は、暴力による「革命」を目的に数々のテロ事件を起こし、死者も出してきた。警察庁によると、1971年には約8000人いたという中核派の構成員は、去年には約4700人にまで減少しているが、過激なデモや多くの犯罪行為などを繰り返していることから、国内最大のテロ組織と位置付けられ、警察庁から「極左暴力集団」と指定されている。彼らが目指すのは「労働者による労働者のための国家」だ。そのためには暴力も辞さないという。

 そんな中核派の実態を知るため“中核派の三大美女“の一人と言われる洞口朋子さん(28)の案内で、東京・江戸川区にある関係者以外立ち入り禁止の公然アジト「前進社」や、そこの集う若者の姿を取材した。

■およそ100人が共同生活、そのうち20~30代の若者世代は10人

 何度も家宅捜索を受けてきた前進社の頑丈な鉄扉には、警察のエンジンカッターによる無数の傷があった。その奥にもまた扉。通常の2倍近いコンクリートを使った、まるで要塞のような作り。洞口さんは「ここの建物を作ったのも全部自分たち。元々建設関係の仕事をしていた方が、あちこち壊れたら直してくれる」と話す。

 さらに奥へ進むと、監視モニターが並んでいた。通路の壁には、常に中核派を監視する公安警察の顔写真がびっしりと並んでいた。「警察の家宅捜索の動きや右翼の襲撃などを察知するために監視カメラを設置している」(洞口さん)。

 現在、このまるで迷路のような建物で、およそ100人が共同生活をしている。そのうち20~30代の若者世代は10人だ。

 「暴力を使ってでも民衆の側が国家に対して戦うことはあると思っていますし、私はそういう運動が本当に社会を変える力を持つんじゃないかなと思っている」という洞口さん。中核派に入ったきっかけについて「19歳のとき、仙台で居酒屋のバイトをしていたのですが、法政大学で三十数人が逮捕された事件があったと聞いて、何が起こったんだろうと思った。それがきっかけで関わっていきたいというか、興味を持つようになった」と話す。

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最終更新:6/15(木) 9:58
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