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その名の通り、“最高のパフォーマンス”を発揮するランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテを世界屈指のサーキットで試す!

6/15(木) 7:32配信

オートックワン

最高出力の数値ではなく、総合性能の高さを狙ったマシン

最高のパフォーマンス=イタリア語でペルフォルマンテ、を目指すべくネーミングされたウラカンの高性能バージョン。先代のガヤルドにおける、スーパーレッジェーラに相当するモデルだ。

ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ(画像73枚)

実は、ガヤルドスパイダーのスーパーレッジェーラ仕様がペルフォルマンテと既に名乗っていた。ランボルギーニマニアにはお馴染みの名前である。

ランボルギーニ社の開発部門を統括するマウリツィオ・レッジアーニは、筆者がウラカン ペルフォルマンテに乗り込む直前に、こうアドバイスしてくれた。

「とにかく、まずはエアロダイナミクスを体感してみてくれ。それからエンジンのトルクアップだ。あとは車体の軽さとシャシーの応答性の違いを、ぜひ感じとってほしい」

つまり、それらがこのクルマの注目ポイントだということだろう。そして、そのやりとりを聞いていたステファノ・ドメニカリCEOは、「最高出力の数値じゃない。総合性能の高さを狙ったマシンだから、存分に楽しんでくれ」、と、付け加えた。

その心が、トップニュースとなったニュルブルクリンク・ノルトシュライフェにおけるラップタイム『6分52秒01』というわけだろう。なるほど、ドメニカリがCEOに就任してすぐ、車名から馬力を表す数字を取り去ったことからも、その志の行き先が既に現れていたと言っていい。

馬力競争からの撤退は、決して後退ではなかった。むしろ、スーパーカーファンにとっては、ひとつの希望の光だと言えそう。安易なダウンサイジングターボの道を、彼らはまだ選んではいないということだからだ。

ウラカン ペルフォルマンテの最高出力は640psである。ライバルたちが軒並み700ps前後を謳い、ハイパワーサルーンでさえ600psを超えてくる昨今、スーパーカーの高性能仕様としては控えめな数字に思われるかも知れない。けれども、これは大排気量自然吸気エンジンのままで実現された数値であり、それでいて実に420Nmものトルクを、わずか千回転から発するようチューンアップされている。もちろん7速DCTも、そのパフォーマンスに見合うよう最適化された。ちなみに最大トルク値は600Nmだ。

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最終更新:6/15(木) 7:32
オートックワン