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「誰が蹴ってるか全くわからない」 フクアリを飲み込んだ砂ぼこり、その原因は?

6/15(木) 7:02配信

BuzzFeed Japan

千葉市のフクダ電子アリーナ(フクアリ)で6月10日、サッカーJ2の試合中に突如スタジアム全体が砂ぼこりに覆われ、視界が遮られる事案が発生した。1万人以上の観客と選手たちを飲み込んだ砂ぼこりの原因は、スタジアム南に新設された野球グラウンドだった。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】

「何をしているのか全くわからない」

この日対戦したのは、フクアリがホームのジェフユナイテッド千葉とアビスパ福岡。Twitterにはピッチやスタンドが砂ぼこりに飲み込まれ、黄色く靄がかかったような状態のスタジアムを撮影した動画や写真が数多く投稿された。

スタジアムで観戦していたジェフサポーターの男性は、BuzzFeed Japanの取材に試合中の様子をこう話す。「サングラスと帽子でガードしてはいたのですが、それでも隙間から砂が入り込んできて、結構つらかったです。コーナーキックも誰が蹴ってるのか、何をしているのか、全くわからなかったです」

試合後の飲み会ではおしぼりが真っ黒になったといい、「去年と今年はホームゲーム皆勤ですが、こんなことは初めてです」と語った。

スポーツライターとして活動しているモデルの長谷川ゆうさんは公式ブログで、試合後に「もうフクアリには来たくない」と話していた観客がいたことに触れ、「本当は観やすくてサッカーを近くに感じられる素晴らしいスタジアムなんだよ!」「この問題が早く解決することをいちサッカーファンとして願ってます」と綴った。

原因はスタジアム南の野球場と強風

フクアリの指定管理者によると、砂ぼこりの原因はスタジアムの南側に新設された全面土の野球グラウンド。昨年4月に2面、今年4月に4面の計3万4500平方メートルが完成した結果、グラウンドの土がこの季節特有の南風にあおられ、スタジアムに舞い込んだという。気象庁によると、試合が行われた6月10日午後1時~3時ごろは、平均風速8.9~10.5m/sとやや強い風が吹いていた。

この日は強風が予想されていたため、午前中からグラウンドへの散水をはじめ、試合中もずっとスプリンクラーでグラウンドに水をまき続けていた。しかし、その水がスタンド内に入ってくるほどの強風で、砂ぼこりを抑えることができなかったという。

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最終更新:6/15(木) 7:02
BuzzFeed Japan