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レッドブルのフェルスタッペン、パワーユニットのアップデート遅れを懸念

6/15(木) 8:17配信

motorsport.com 日本版

 ルノーは今季に向け、コンセプトを一新したパワーユニットを投入した。しかし、現時点ではメルセデスやフェラーリとの差を埋めるまでには至っていない。

【写真】カナダGPをリタイア、マシンを降りるフェルスタッペン

 レッドブルは昨年、打倒メルセデスの最有力候補だった。しかし今季はフェラーリが復活を遂げたこともあり、3番目のチームに後退。この状況を打破するためには、ルノーのパワーユニットに大幅なアップグレードが投入されることが期待されていた。

 しかしルノーのシリル・アビデブールは、シーズンの早い段階でレッドブルを批判。「いつものように、間違ったコミュニケーションをしている」と語った。そしてパワーユニットの開発に関して”魔法”はないと発言。「率直に言って、次の大きなアップグレードは、来年になるだろう」と語った。

 カナダGPをトラブルによりリタイアしたマックス・フェルスタッペンは、「全くダメだ」と発言。ルノーのパワーユニットのアップグレードについても「非常に残念だ」と語り、2018年のタイトル争いに向けても、懸念を表明した。

 フェルスタッペンは、レッドブルと2018年までの契約を交わしている。その彼は月曜日に母国オランダのテレビ番組『Peptalk』に出演。次のように語った。

「僕は勝ちたい。このチームは、絶対にそれができると思う。マシンが改良されているのは、見ることができる。でも今、パワーも得なければならない」

「しかし今年は、期待していたモノが何ももたらされていない。だから、僕は心配しているんだ。彼らはそれを約束したんだけど、アップグレードは少ししかもたらされなかった」

「すごく残念なことだ。そして、来年についても心配している」

「今年、チームとしてはタイトルを手にしたいと思っていた。しかし、その目標ははるかに遠い」

 フェルスタッペンは、カナダGPの11周目に、バッテリーに起因するとみられるトラブルによって、コースサイドにマシンを止めた。

「こういったようなことが起きる」

 フェルスタッペンはカナダGPのリタイアについてそう語った。

「カートの時にも、同じようなことを経験した。もちろん、それが再び起きるのを、手をこまねいて待っているわけにはいけない。彼らはその解決のために取り組む必要がある」

Erwin Jaeggi