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ブレイク王手の竹内涼真、屈託抱えた役どころに奮闘【動画付き】

6/15(木) 6:03配信

オリコン

(C)ORICON NewS inc.

 連続テレビ小説「ひよっこ」で、有村架純演じる主人公・みね子の「恋の相手!?」として6月5日から登場した竹内涼真。現在大ヒット公開中の映画『帝一の國』や『ラストコップ THE MOVIE』でも強い個性を発揮し注目を集めているが、そんな竹内が、7月から日本テレビで放送の連続ドラマ「過保護のカホコ」で高畑充希ふんする過保護に育てられた箱入り娘の恋の相手役を務める。話題作への出演が続き、大きな波が来ているように感じられるが、本人はそのあたりをどう考えているのだろうか。

 近年、朝ドラヒロインの相手役はブレイクの登竜門と言われており、注目度も高い。今期、その役を担うと言われている竹内も「気配を感じているのか?」と率直に投げかけてみると「記事も読みますし、周囲がそういう風に思い始めてくれるのは素直に嬉しいです。その流れにしっかりと乗っていきたい」と目を輝かせる。さらに強い視線で「乗っていきたいというより、乗っていかないとダメだと思っています」と言い直すと「自分でもだんだんと注目をしていただいているという意識はありますし、その期待にしっかり応えなくてはいけないと思っています」と胸の内を明かす。

 そこには竹内の強い思いがある。「僕は一度、サッカーという自分の夢を諦めて、芸能界という場所で再スタートさせていただきました。もちろん脇を固める役も大切だと思っていますが、しっかり主役もやれるように日々チャレンジしています」。

 自身の思いだけではなく、共演者からの評価も高い。「THE LAST COP/ラストコップ」シリーズで共演した唐沢寿明は、「あいつは化けたな」と楽しそうに語っていた。「あのドラマで僕は唐沢さんからとても多くのことを学びました。若手にチャンスをくれて『竹内の好きにやっていいよ』って仰ってくれたんです。とても包容力がある方。だからこそ思い切りお芝居ができて、結果的にああいう面白いキャラクターになったんです。あの現場では“つかめた”という瞬間がわかったので、このドラマの現場でも、そんな手応えが感じられたら」と意気込みを語っていた。

 竹内演じる麦野初は、過保護に育てられたカホコとは正反対という設定だ。「すごくキツイ言葉を使ったり、表面的には強い人間に感じるのですが、根底には優しさがあふれている人。とても難しい役ですが、やりがいがあります」と語ると、相手役となる高畑について「以前から面識はあったので『一緒に頑張ろうね』って声をかけていただきました。充希さんは、こちらにお芝居を仕掛けてくれるので、とてもリアクションがしやすいんです。僕も回を重ねるごとに、こちらから充希さんに仕掛けられるぐらいになりたいです」と抱負を述べた。

 本作で脚本を務めるのは、数々のヒット作を世に送り出してきた遊川和彦だ。自身の描くキャラクターへの愛情も深く、現場でもいろいろな助言をしてくれるというが「たくさんアドバイスをしていただいています。本読みをしていてもすごくたくさんのことを考えさせられるし、正直悩んでいる部分もあります。でもこれを乗り越えられたら、またもう一つ成長できるのかなと思って、いまは正面から向き合っています」と、本作が俳優としてのターニングポイントになる予感があるようだ。

 目指すはトップ。映画『帝一の國』のように同世代の俳優たちと共演することも多いが、そこにライバル意識はないという。「もちろん、オーディションで会えばライバルですが、作品のなかで一緒になったら、良い作品を一緒に作り上げる仲間という関係。そこに変な意識はないです」と思考はシンプルだ。

 これから本格的な撮影がスタートするというが、本作には同世代の高畑のほか、黒木瞳や時任三郎など、ベテラン俳優たちも多数出演する。「周りがすごい先輩方ばかりなので、勉強になります。そのなかで、しっかりと自分の個性を出していければと思っています」と語った竹内。これまでやったことがない役で挑む「過保護のカホコ」でどんな姿を見せてくれるのか――いまから楽しみでならない。(取材・文:磯部正和)

(C)ORICON NewS inc.

最終更新:6/15(木) 6:03
オリコン