ここから本文です

昨夏の台風 十勝で「200年に1度」超す雨 北大など調査

6/15(木) 10:17配信

北海道新聞

河川整備の想定上回る

 昨夏の台風による大雨で、被害が大きかった十勝管内では「200年に1度」を大きく超える規模の記録的降水量に見舞われた地域があったことが、北大、開発局、道建設部の共同調査で分かった。道内の河川の多くは「100~200年に1度」級の大雨に対応できるように堤防などを整備しているが、これを上回る想定外の規模だった。

【空撮動画】北海道豪雨 台風10号深い爪痕(2016年9月)

 15日に北大で開かれる「北海道防災・減災シンポジウム2017」で、北大大学院農学研究院の小山内信智特任教授(国土保全学)が報告する。

 調査は、同管内の中でも土砂災害が多かった戸蔦別(とったべつ)川上流域(帯広市)、札内川上流域(同市内の南帯(なんたい)橋より上流)、札内川最上流域(十勝管内中札内村)の3地域を抽出。気象庁や国土交通省の過去の雨量データなどを基に「200年に1度」級の降水量の規模を独自に算出し、昨夏の大雨と比較した。

 戸蔦別川上流域の「200年に1度」級の72時間降水量は約350ミリと判明。昨年は8月31日午前までに同427・7ミリ(複数地点の平均値)を記録しており、これをはるかに上回っていた。

北海道新聞

最終更新:6/15(木) 10:17
北海道新聞