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Nvidiaによる、薄型ゲーミングノートPCのためのガイドライン「Max-Qデザイン」とは?

6/15(木) 8:11配信

ギズモード・ジャパン

いつでもどこでも、ハードコアなゲーミングを楽しめるかも!

ゲーミングラップトップと聞くとどんなものを想像しますか? 大抵は辞書みたいに分厚いものではないかと思います。PCゲームの為だけに作られたラップトップは、結果としてあまりポータブルでないものが多いのですが、NVIDIAはその問題に、「Max-Q Design」と呼ばれるハードウェアとソフトウェアのデザインガイドラインを設け、ポータブルでありながらしっかりゲームもできるラップトップを目指しています。

【画像】Nvidiaによる、薄型ゲーミングノートPCのためのガイドライン「Max-Qデザイン」とは?

Max-Q Designとは?

5月30日から6月3日まで台北で行なわれたIT見本市、COMPUTEX TAIPEIでNVIDIAはMax-Q Designを披露しました。これは、ゲーミングラップトップに対する新たなアプローチだとしています。Max-Qは宇宙航空業界からの言葉で、発射の際にロケットにかかる多大な負荷を意味します。マシンのパワーと熱のマネジメントが高画質と高フレームレートの維持に欠かせない、PCゲームの世界にもピッタリくる言葉です。

しかし、Max-Q Designの根幹にあるのはラップトップの徹底した効率化です。膨大なパワーと巨大な放熱用の部品を、爆音を出す上にポータブルとも呼べないボディに無理やり押し込もうとするのではなく、効率化した上でサイズとパフォーマンスのバランスを取ろう、ということです。Max-Qのデザインアプローチは、ハードのメーカーに対して、排熱のマネジメントから電気的設計、果てはソフトウェアからドライバまですべての改善を奨励することで、携帯性を犠牲にせずにパフォーマンスを向上させるのです。

より薄くて軽いゲーミングラップトップは徐々に登場しつつあり、これからもその流れは大きくなっていくでしょう。なので、Max-Qはある意味で、小さくなっていくゲーミングラップトップの制作過程そのものをブランドとし、マーケティングしていくクレバーな方法と言えるのです。同時にNVIDIAは、これらのマシンがどれだけ薄く、軽くなり得るかをゲーマーに宣伝することで、ちゃんと持ち運べるラップトップの為に少しだけパフォーマンスで譲歩するのを受け入れやすくすることも狙っています。

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