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殺人アリ「ヒアリ」の侵入を“予言”していた、ある“専門家”がいた

6/15(木) 11:30配信

ホウドウキョク

「殺人アリ」ヒアリが兵庫で発見。日本国内での確認は初

環境省の発表によると、兵庫県の尼崎市で発見されたアリが強い毒性を持つ外来種のヒアリだったことが分かった。ヒアリは、5月15日に中国・広州市を出港し、同20日に兵庫県の神戸港に到着した貨物船のコンテナの中から見つかった。

「ヒアリ」が国内で初確認

国内で、ヒアリが確認されたのは初。ヒアリは漢字では火蟻。南米原産のヒアリは、赤茶色で体長は2.5~6mm程度と小さいが、攻撃性が強く、刺されるとやけどのような激しい痛みが生じ、体質によっては、アナフィラキシーショックにより死に至るおそれもある。

環境省は、コンテナ内を燻蒸(くんじょう)消毒するとともに、確認地点において捕獲トラップ等を設置、ヒアリがコンテナ外に逃げていないか緊急調査している。国外では、北米や中国、フィリピン、台湾などにも外来背物として侵入、定着しており大きな問題になっているという。

ヒアリ国内侵入の事態を予言していた農学博士・五箇公一氏

実は、このヒアリの日本上陸を予言していた人がいた。それは、五箇公一氏。

毎週金曜日放送中のバラエティー番組『全力!脱力タイムズ』で「侵入生物専門家」として出演している五箇氏は、国立研究開発法人・国立環境研究所で侵略的外来種の生態リスク評価を研究課題とする研究者で生物学、農学、化学を専門分野としている。

五箇氏が約1年前に掲載されたWEBメディア「トカナ」のインタビューで、ヒアリが「もうすぐ日本に上陸するのではないかといわれています」と指摘、さらには「船や飛行機で運ばれて入って来てしまう」と具体的に答えていた。五箇氏は「今の日本では100%防ぐのは困難」とも語っていたが、はたしてヒアリの国内侵入を防ぐことはできるのか、今後の対策に注目が集まる。

最終更新:6/15(木) 11:30
ホウドウキョク