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徳光和夫激白「長嶋茂雄さんの東京オリンピック聖火ランナー企画進めてます!」

6/15(木) 7:01配信

ニッポン放送「しゃベル」

6月12日(月)のニッポン放送「高嶋ひでたけのあさラジ!」に、「涙、居眠り、ズームイン!」元日本テレビアナウンサー徳光和夫が登場。「レジェンドアナウンサー連日登場!いろんなことがありました!」と題してアナウンサー歴半世紀以上のレジェンドたちに、今だから語れる数々のエピソード・秘話を訊いていく企画の初日だ。

高嶋)時代と感動と驚きを伝えてきたレジェンドアナウンサーが連日登場!初日は徳光和夫さんです、よろしくお願いします。立教ということは、平川さん(元文化放送アナウンサー土居まさるさんの本名)とは同期?

徳光)俺が「長嶋さんに憧れて立教大学に入った」と散々言っていたら「それだったらお前、ジャイアンツに入るわけにはいかないから、アナウンサーの試験受けたらって」と、平川が背中をおしてくれて日本テレビの試験を受けたんです。それまではアナウンサーになろうとは思ってなかったんです。アルバイトをしていた西武デパートにかわいい子がいたんでね。女性の多い職場に行きたいなあと。

高嶋)ってことは、長嶋さんの方が、西武デパートのかわいい子よりも魅力があったってこと(笑)

徳光)そりゃあそうですよ。でもね、長嶋さんの一挙手一投足、伝えたくてアナウンサーになったのに、叶わなかった。

高嶋)プロ野球の実況はしていない?

徳光)都市対抗野球の実況で「左中間に毬がてんてん」と言ったもんだから。野球中継から外されまして。長嶋さんはいまリハビリ中で、私たちファンからしたら、「もう十分ですのでお休みください」と。これは奥様にも言ったんですけど。でもご本人はそれではダメだと。自分と同じようにリハビリしている人の、希望になるためになにかしたいんだと。ミスターに今、何をしたいんですか?と尋ねたら「走りたい」と言うんです。わたしが「2020年の東京オリンピックの聖火ランナー、意識しているんですか?」と聞いたら、否定しなかったんですよ。フフって笑ったんですよ。
だから、この企画を進めようと思っているんです。最後のランナーにはならないけど、最後のランナーの手前で、20メートルか30メートルぐらい走って、最後のランナーに聖火を渡してほしいと思います。

高嶋)いいですね~。私、徳光さんとね。以前お話して忘れてないことがあるんですよ。「俺、ずーとサラリーマンで通すから」っておっしゃってた。だから徳光さんはフリーになるなんて、まったく思っていなかったんですよ。

徳光)(笑)私もまったく思っていませんでした。

高嶋)フリーになったきっかけ、なんだったんですか?

徳光)ニュースですよ、ニュース!僕は『ズームイン朝』を続けていたかったんですよ。でもね、久米宏が成功したでしょう、『ニュースステーション』で。それまでニュース番組って、報道局が他のテレビ局の報道局に向けてのニュース番組だったんですよ。うちのニュースの方が、格調高いとか、つまり他局の報道局を意識したニュース原稿だったんです。ニュース番組って難しかった。ニュース原稿は活字原稿、つまり話し言葉になっていない。誰かに伝えるという原稿には、なっていないんですよ。それを久米宏が見事に打破したわけです。自分のしゃべり口調でニュースを伝える。「なんだ、ニュースってこんなに身近で面白いのか」と世間が気付く。じゃあうちにも徳光がいるから、ニュース番組に起用しようということになっちゃって。僕は新人の頃、報道局から呼ばれないようなアナウンサーだったんですよ。ニュース番組で『国家予算5兆円を、5円』って読んじゃった。原稿に『兆』が抜けてたんですけど、それにしてもあいつは非常識すぎる!と。浅間山荘事件の時、男子アナウンサー全員駆り出されても、僕だけ録音要員で、アナウンス室に残っていました。それほど、ニュースとはかけ離れていた存在だったんです。

高嶋)それで、ニュース番組をやりたくなくて、日本テレビを辞めたってことなんですか?

徳光)音楽番組の司会をやっていたのに、ニュースに縛られるなんて、たまったもんじゃないと思って。ズームイン朝の時でも、同期のディレクターが「わからないものは、わからないと言ってくれ。徳光はそれでいんだよ それが放送なんだ」って言ってくれたんですよ。ズームイン朝が番組としてウケた理由は、キャスター連中がみんなが、わからないものは、わからないと言ったところにあります。

高嶋)いまね。みんな過剰勉強。

徳光)そう。事前の勉強も確かに必要だけれども。知っていても知らないふりをして設問するとか。そういうことが聞き手のテクニックなんじゃないかと思います。

高嶋)その通りですね。最後に。石川みゆきにね。たまに会って『徳光さん元気?』って聞くと『元気です。でもお忙しそうです』って。徳光さん、なんでそんなに仕事するんですか?キャリアのあったアナウンサー、みんな駆逐して。

徳光)駆逐はしてないよ、俺は(笑)

高嶋)年配が必要な番組、全部、徳光さんがやってるでしょう。

徳光)高齢化社会だから、クイズ番組なんかだと70代枠みたいのがあるんですよ。司会者にバカにされたりしてね。さっきも言ったけど俺は、知らないことは知らないって言えるタイプ。草野仁は、それが言えないなんだよね。みのもんたも、そうすればいいのに、あんまり知らないって言えない。変な分析ですけど、そういう理由でお声をかけていただいているのかなと。

高嶋)まあ、人柄ですよね。

徳光)人柄って(笑)。俺、バスで寝てるだけだよ(笑)

高嶋)黒柳徹子さんがうまいことを言ってましたよね。パンダと徳光さんだけだと。寝てるだけで数字が取れるのは。

徳光)数字じゃなくて、稼げるのは(笑)涙で儲けて、居眠りして、よだれで儲けております(笑)

ニッポン放送