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学校文書400枚落とす、職員25人で3時間半捜索しほぼ回収 廃棄運搬中、福岡県柳川市

6/15(木) 11:37配信

西日本新聞

 福岡県柳川市は14日、保管期間が過ぎた30~50年前の中学校の指導要録など文書約400枚を、廃棄処分にするため運搬中、誤って同県八女市立野の県道に落としたと発表した。八女署に落とし物の届け出があって発覚。職員25人で現場の県道沿い1キロを3時間半にわたって捜索し、ほぼ全てを回収したという。会見した成松宏副市長は「個人情報が記載された文書を一時紛失し、誠に申し訳ない」と謝罪した。

 市の説明によると、落としたのは旧矢留中と旧両開中の生徒の指導要録と成績一覧表。指導要録には、当時の生徒の氏名、住所、保護者名、生年月日に加え、成績や行動の記録、出欠日数などが記入されていた。

 両校の合併でできた柳南中から同日午前、柳川市クリーンセンターに持ち込まれ袋詰めにされた後、市廃棄物対策課の職員2人が再生利用するため、八女市の製紙会社にダンプで運んでいた。柳川市は「袋の口の結び方が緩かった」とみている。袋はロープで荷台にくくりつけていたが、覆いはしていなかった。

 成松副市長は再発防止策として「袋を閉める際の職員による二重チェックと、廃棄文書の搬送車に覆いを掛けることを徹底する」と述べた。

=2017/06/15付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:6/15(木) 11:37
西日本新聞