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10年後の年収は430万円。 若者の未来予想とマネー事情

6/15(木) 17:31配信

ホウドウキョク

あなたは10年後の年収について考えたことはありますか?

“ミレニアル世代”にこんな質問をしたところ、10年後の予想年収の平均が430万円だった。

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これは、株式会社ジャパンネット銀行が2017年4月28日~5月9日に、18~25歳までの男女500名を対象にお金に関する意識・実態調査を行った結果だ。

“ミレニアル世代”とは、2000年以降に成人・あるいは社会人になる世代のことで、主にアメリカで用いられている言葉。近年は日本国内にも浸透し、高校生、大学生、新社会人といった18歳~25歳の若年層をさしているケースが多いという。

アメリカにおいては、この世代がそれ以前の世代とは異なる特徴を持っているため、社会や消費のあり方に大きな影響を与えるジェネレーションとして注目されている。

自分の親よりは稼げない

「あなたは10年後、どれくらいの額の年収を稼いでいると思いますか?」という質問に対してのミレニアル世代の平均額は430万円。500万円と答えた20歳の女性は「就きたい職業の平均年収が500万円くらいだから」、300万円と答えた21歳の男性は「頑張り次第で、平均的な年収くらいは稼げると思うから」といった意見が挙げられた。

さらに、230万円と答えた24歳の女性は「これ以上のお給料をもらえる仕事をしている想像がつかない」といった悲観的な意見もあった。

700万円以上と回答したのは全体の15%。「親よりも生涯賃金を稼げる自信がありますか?」という質問で「ある」と答えた人も、36%にとどまった。

その理由として「これから先の日本社会にそれほど経済的な発展があるとは思えない」(20歳/男性)、「現状の年金制度が成り立たなくなり、自分たちが支払う金額が増えると手取りは増えない」(21歳/男性)といった意見が出ていた。

業界や社会の平均を見て、日本の未来を後ろ向きに考えているミレニアル世代が多いようだ。

買い物は現金ではなく電子マネー

“ミレニアル世代”が、将来の年収に対して現実的な見方をしているのはわかったが、普段はどんなお金の使い方をしているのだろうか。

「普段、財布にいくらくらい入っていますか?」という質問したところ、平均額は10,479円。「1万円未満」と回答した人が57.2%という結果になった。

ただ、財布の中に現金は入っていなくても、「電子マネー」で買い物をしている人は多い。

アンケートでは「クレジットカード」および「電子マネー」の使用率はいずれも77%。Tポイントやポンタなど「流通系電子マネー」の使用率が47%のほか、SuicaやICOCAなど「交通系電子マネー」を買い物でも使用している人が65%にのぼった。

また、「スマホ決済サービス」の利用者も21%で、5人に1人の割合で利用されている実態がわかった。デジタル・ネイティブである“ミレニアル世代”らしさが見える結果となった。

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最終更新:6/15(木) 22:29
ホウドウキョク