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安藤ハザマ社長が謝罪 除染水増し請求で、いわき市と田村市訪問

6/15(木) 11:23配信

福島民友新聞

 東京電力福島第1原発事故の除染事業で、建設会社の安藤ハザマが作業員の宿泊費を水増しした領収書を自治体に提出した問題を巡り、同社の野村俊明社長は14日、請求先のいわき、田村の両市を訪問、清水敏男、本田仁一両市長に謝罪した。野村社長は報道陣に「第三者委員会の調査に協力し、不正の全容解明に努めたい。状況が分かった上で全てを報告する」としたが報告の時期を明らかにしなかった。野村社長は15日、県庁を訪れ、県にも調査の状況などを説明する。
 野村社長はいわき市役所で「弊社報道に関して多大な迷惑、ご心配をお掛けしている」と清水市長に頭を下げた。野村社長は作業員の宿泊費の領収書の改ざんに社員が関与したことについても謝罪したが、水増し分について返還を含めた今後の対応は言及しなかった。
 同社は問題発覚当初から領収書改ざんにより市から受け取る除染費が増えたかどうかについては明言しておらず、今回も同様の対応を取ったとみられる。清水市長は「怒りすら覚えている」と述べ、徹底的な調査を求めた。
 同市に続き来訪を受けた田村市の本田市長は「緊急性の高い事業で制度を悪用した」と野村社長を非難し、社内調査の結果を早期に公表するよう注文した。

福島民友新聞

最終更新:6/15(木) 11:23
福島民友新聞

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