ここから本文です

トヨタ9号車の国本雄資「スパの苦戦は分析済み。良い準備ができた」/ル・マン24時間レース予選

6/15(木) 18:20配信

motorsport.com 日本版

 トヨタはル・マン24時間レース必勝体制を敷くべく、3台目のTS050Hybridである9号車を投入した。

写真:ル・マン特別編成として、サラザンの代わりにロペスが9号車のクルーとなった

 前戦のスパから、9号車トヨタのドライバーとして抜擢された国本雄資は、ステファン・サラザンとニコラ・ラピエールとともに世界耐久選手権(WEC)にデビュー。結果は総合5位で完走、トップから2周遅れながらも、トヨタにポイントを持ち帰った。

 WECスパのレース中盤、スタートを担当したラピエールからバトンタッチしてWECデビューを果たした国本だったが、他のLMP1車から2~4秒離されてしまい、走行後は悔しさを滲ませた。

 苦いデビュー戦から約1ヵ月後、国本は苦戦したスパを分析し、ル・マン24時間レースの開催地であるサルテ・サーキットに現れた。

「日本でもTMGのエンジニアが解析してくれて、しっかりとミーティングもできたので、スパでも悪かったところも分析できたし、シミュレータもたくさんやって、ル・マンに来れました。良い準備ができていると思います」

 そう語る国本は、デビュー戦となったスパを次のように振り返った。

「レースになるとうまく走れませんでした。感触としては、フリー走行まではちゃんと走れてる気がしていたので、レースでもそこを詰めればという感じだったんです。でも、レースではなぜかうまく走れなかった。でもそれは分析できたので今回は大丈夫です」

「トラフィックに引っかかった時に燃料を使ってしまうと遅くなっちゃうんで難しいですけど、スパで1レースやってみて(理解できたので)、それはすごくプラスになっています」

 国本は自身の課題として、”走行中に行う様々な調整”を挙げた。

「(走行中の調整は)忙しいです。自分の判断でやるときもあるし、エンジニアの指示でやる部分もあります。そこもしっかり分析できたんで」

 なお、国本は予選1回目で公式セッションでは初めての夜間での走行を経験することになった。昼の感覚とは違っており、トラフィックに悩まされたと国本は語る。

「たくさんクルマがいてかなり難しかったです。昼のセッションよりも難しく感じました。それでも、今までテストをして来た場所よりも明るく感じました」

「(タイムも)ぼちぼちですね。でもまだ詰められると思うので、あとはやはり夜のトラフィックが難しいので、もうちょっとアジャストしなくてはいけません」

 大一番となる決勝まで、予選セッションは残り2回。ルーキーの国本はどんなレースを見せるだろうか。