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ルノー「クビサにはF1に復帰できるだけのスピードがある」と太鼓判も、今後の予定は”未定”

6/15(木) 20:07配信

motorsport.com 日本版

 ルノーのトラックサイド・オペレーションズ・ディレクターを務めるアラン・パーマンは、クビサは先週のテストでF1に復帰できるだけのペースを発揮したが、今後のテストなどの計画は今のところ何も決まっていないと話した。

【写真】2008年のカナダGPで、F1初優勝を飾ったクビサ

 2011年、ラリー参戦中に重傷を負ってF1のキャリアを一時中断していたクビサは、6月上旬にバレンシアでロータス(現在のルノー)の2012年型のマシンを使用してテストを行った。

 このテストで115周を走破したクビサはテスト後、F1への“適切な復帰“を現在のターゲットにしていると話していた。

 ポーランドのメディアEleven Sportsにパーマンが語ったところによると、テストでのクビサは良いペースを見せていたといい、走行距離は想像以上に大きなサプライズだったという。

「彼のペースには何の疑いも持っていない」とパーマンは話した。

「フィジカル的に、彼がマシンをドライブできるとわかっていたのかどうかも私にはわからなかったし、今も分からない。それ以上に、もっと走れるのかどうかも分からない」

「彼はいろいろなマシンをドライブしてきた。シミュレーターもドライブしているし、このテストのためにGP3のテストも行っていた。しかし我々には、どこが彼の限界なのかというのがわからなかった。だが正直、テストはとても良かった」

「彼は速かった。何度もロングランとショートランを行い、予選シミュレーションまで行った。レースのシミュレーションもできたし、全体としても満足だ」

 クビサのF1復帰という目標の実現可能性について尋ねると、パーマンはこう話した。

「統計やデータを見たところでは、ペースはあった。それは確かなことだ」

「火曜日にバレンシアで行ったテストについて私が言いたいのは、彼は素晴らしい仕事をしたということだ。他にもたくさんサーキットはあるが、彼のフィジカル的な限界があるのかどうかは、現時点では彼にしか分からない。もしもっと他のことをする必要があるのなら、それは次のステップだ」

 ラリーでのクラッシュにより、クビサは右手と右腕に重傷を負ったが、ここ数年は、その怪我が彼がオープンホイールのマシンをドライブする際のひとつの”障壁”となっていた。しかしパーマンは、クビサがマシンに乗った際にチームが要しているのは、“シフトの際に、ごくわずかにステアリングを修正すること“だけであると話した。

 また彼は、近年のF1マシンはスピードが増してドライビングが難しくなったが、そのことがクビサのF1復帰のチャンスを阻害することはないと話した。

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