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全国の力作392点紹介 横浜、「県美術展」始まる

6/15(木) 20:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 県内最大規模の公募美術展で、1965年から続いている「神奈川県美術展」が14日、県民ホールギャラリー(横浜市中区)で始まった。昨年から募集を全国に広げた結果、力ある作品が集まった。同展委員会などの主催。入場無料。

 平面立体、工芸、書、写真の4部門で859人から1245点の応募があり、このうち387人、392作品が入選、入賞した。

 平面立体で大賞に選ばれたのは、藤沢市在住の麻生知子さん(34)の油彩画「浴場」。公衆浴場を真上から見下ろす構図で、浴槽や床のタイルの模様、頭を洗う人々などをリズミカルに配置。観葉植物は横からの視点で描き入れるなどユニークな作品だ。

 「お風呂が大好き。具象画だが、抽象画のつもりで描いた。絵を見る人が画家の視点を意識せず、自分もお風呂に入っていると感じてほしい」と麻生さん。

 21日まで平面立体、24日から7月1日まで他の3部門の入選、入賞作品を展示する。県内の中学・高校生を対象にした中高生特別企画展も同時開催し、才能豊かな99点を紹介している。

 他部門の大賞受賞者は次の通り(敬称略)。
 ▽工芸「水めぐり」花塚愛(横浜市)▽書「夜露」下門(しもじょう)芳子(伊勢原市)▽写真「里農の転作」加山邦輔(川崎市)

 問い合わせは、同ギャラリー電話045(662)5901。