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八尾でクマに襲われ男性重傷 わな外れ逃げる

6/15(木) 0:38配信

北日本新聞

 14日午後3時50分ごろ、富山市八尾町三田の山中で、同市八尾町黒田、無職、佐々木孝さん(69)がクマに襲われ、ドクターヘリで富山大附属病院に運ばれたが、顔面を負傷し重傷のもよう。今年のクマによる人身被害は県内で2件目。

 富山西署によると、八尾町猟友会に所属する佐々木さんが、イノシシ捕獲用のわなに掛かったクマを、銃で駆除しようとしたところ、わなが外れ襲われた。同伴していた県自然保護課の男性職員が119番した。

 現場は同市地域資源活用促進施設から南へ約100メートルの山中。クマは体長約1・2メートルで、ツキノワグマの成獣とみられる。西方向の山奥へ逃げたため、同署や同猟友会が現場周辺をパトロールし、警戒を呼び掛けた。

 県自然保護課によると、わなは輪っか状で、イノシシの足をワイヤでくくりつけ捕獲する仕組み。現場周辺の見回りをしていた県自然保護課の職員が、このわなに掛かったクマを発見、知らせを受けた佐々木さんと県自然博物園ねいの里の職員が駆け付けたという。

 県内では、4月に高岡市福岡町五位の山中で、山菜採りをしていた男性がクマに襲われ重傷を負った。県はツキノワグマ出没警報を出し、注意を呼び掛けていた。

北日本新聞社

最終更新:6/26(月) 11:57
北日本新聞