ここから本文です

夢追って建具の世界へ 砺波のメーカーで服部さん奮闘 数少ない女性職人に

6/15(木) 22:33配信

北日本新聞

 オーダーメードで建具や家具などを作る「木香美・服部」(砺波市庄川町青島、服部和久社長)で3月から、女性の建具職人、服部楓さん(25)が見習いとして奮闘している。女性の建具職人は県内でも数少なく、服部さんは「お客さんの生活に花を添えられる製品を作れるようになりたい」と意気込んでいる。

 県建具協同組合によると、同組合に加盟する県内の建具メーカー91社のうち、女性の職人が働いている企業は3社しかない。

 服部さんは服部社長の次女で、幼い頃から建具職人になるのが夢だった。小学校の卒業アルバムでも、将来の夢に掲げていたという。「子ども部屋の戸やベッドが手作りでうれしかった」と振り返る。昨年7月まで市内のケーキ屋で働いていたが、夢を諦めきれず転身を決意した。

 現在は、先輩社員に教わりながら戸の組み材を作ったり、組子のパーツの作り方を学んだりしている。元々もの作りが好きだったとし、「木がどんどん目に見える形になっていくのが楽しい」と目を輝かせて話す。

 服部社長は「女性ならではの目線で、建具や家具だけでなく小物などの新たなアイデアも提案してほしい」と期待している。

北日本新聞社

最終更新:6/15(木) 22:33
北日本新聞