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ヒメボタル乱舞 暗闇に無数の点滅

6/15(木) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県紀南地方の山中でヒメボタルが乱舞し、暗闇の中で無数の小さな光が点滅している。

 白浜町十九渕では14日夜、辺りが暗闇に包まれると、数十匹のヒメボタルが葉の上で光ったり、点滅しながら飛び交ったりした。

 ヒメボタルはピカッ、ピカッ、ピカッと短い間隔で光る。一般的に親しまれているゲンジボタルよりも間隔が短いため、カメラの長時間露光で撮影すると、ゲンジボタルは光の筋として写るが、ヒメボタルの場合は無数の光の点として現れる。

 県立自然博物館(海南市船尾)によると、ヒメボタルの成虫は体長6~7ミリほど。ゲンジボタルの幼虫は水中に生息して主にカワニナを食べるが、ヒメボタルの幼虫は陸上で生活し、小さなカタツムリなどを食べていると考えられている。夜に真っ暗となる湿った林床や斜面といった場所に生息するという。

 県内各地に生息しており、同館の担当者は「身近な場所にもいる可能性は十分にある。懐中電灯を消して2、3分待っていると光が見えるかもしれないので、探してみるのも面白いのでは」と話している。

最終更新:6/15(木) 17:01
紀伊民報