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工業用接着剤を増産 東亞合成高岡工場、次世代車やスマホで需要

6/15(木) 2:09配信

北國新聞社

 東亞合成(東京)は、高岡市の高岡工場で工業用の機能性接着剤の増産に乗り出す。需要が旺盛な次世代車やスマートフォンの小型化・多機能化に対応した製品を開発するほか、同工場で製造する瞬間接着剤「アロンアルファ」の工業向け新製品を投入する。2019年には接着材料事業の売上高を16年比で22億円増やす計画だ。

 工業向けの機能性接着剤は、成長分野である燃料電池自動車や電気自動車、スマホ向けを中心に、基板関連材料や電池材料向けの製品開発を進める。高岡工場と本社の開発部門である「R&D総合センター製品研究所」が連携し、熱をかけて溶かして接着させる「ホットメルト」型など、生産現場の条件に応じた製品を迅速に供給できる体制を整える。

 主力製品のアロンアルファは、接着性と材料の伸縮性の高さを兼ね備えたハイブリット型の新製品を開発し、高岡工場で生産を開始した。強度を保ったまま、材料の弾力性を維持できるメリットがあり、多様化する自動車部品など工業用の幅広い用途に応用していく。

 一般家庭向けのアロンアルファについては今後、より塗りやすい容器の開発も進め、販路を拡大する。

 東亞合成は17年にスタートした中期経営計画で、高岡工場を生産の核とする接着材料事業の売上高を19年に16年の119億円から22億円増の141億円とする目標を掲げた。担当者は「顧客と密接に連携した製品開発を進め、接着剤の新たな需要を生み出していきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6/15(木) 2:24
北國新聞社

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