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卓球女子の新星・木原美悠、手本は同部屋の平野美宇

6/15(木) 10:06配信

日刊スポーツ

<卓球・ライオンジャパンオープン荻村杯>◇14日◇東京体育館◇U-21(21歳以下)女子シングルス準々決勝ほか

【写真】ミスで失点して頭を抱える木原美悠

 世界選手権で躍進した卓球ニッポンに、また新星が出現した。U-21女子シングルスで中学1年の木原美悠(12=エリートアカデミー)が準決勝に進出。今日15日の決勝に勝てば、昨年大会で張本智和(13=同)がつくった最年少優勝記録を更新する。エリートアカデミーの都内の寮では世界選手権銅メダルの平野美宇(17)と同部屋。平野2世の12歳が旋風を起こす。

 12歳が躍動した。U-21の1回戦で全日本ジュニア王者の高校生、笹尾を撃破すると、準々決勝では全日本ベスト16の大学生、安藤に0-2から逆転勝利。その間の一般の予選1回戦では世界選手権韓国代表の23歳劉を4-0のストレートで圧倒した。

 兵庫県の小学校時代から全日本選手権の世代別部門で5度優勝。今春からトップ選手が集うJOCエリートアカデミーで寮生活を送る。趣味は卓球。「強くなるためなら、親元を離れても大丈夫」とホームシックになったことは1度もない。

 寮の同部屋は、あの平野美宇。普段の練習はもちろん、卓球第一の生活面も学ぶ。この日のU-21の準々決勝も、1月の全日本選手権で伊藤美誠を破った安藤に0-2と追い込まれながらも焦らない。「思い切り打ったら入った」と、平野のように攻めの気持ちを忘れず、逆転勝ちした。

 今日のU-21の決勝で勝てば、張本が昨年樹立した12歳355日の最年少優勝記録を40日更新する。「ここまできたら、せっかくだから優勝したい」。3カ月前まで小学生だった12歳が、大会序盤の主役になりそうだ。【田口潤】

 ◆木原美悠(きはら・みゆう)2004年(平16)8月3日、兵庫・明石市生まれ。4歳で卓球を開始。明石市立二見西小学1年だった11年全日本選手権バンビの部(小学2年以下)女子シングルス優勝。世代別で計5度優勝。今春小学校を卒業し、JOCエリートアカデミーに入校。163・4センチ。家族は両親と姉茉鈴、兄翔貴。「木原3きょうだい」としても有名。

最終更新:6/15(木) 10:34
日刊スポーツ