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ホンダF1不振の原因はシミュレーション技術不足?

6/16(金) 5:55配信

TopNews

現在危機的な状況に陥っているホンダF1プロジェクトだが、シミュレーションの部分でほかのメーカーに後れをとっているのかもしれない。

最近、ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介がファクトリーでのテストと実際のサーキットにおけるパフォーマンスの相互関係がうまくとれていないことを認める発言を行ったことが報じられた。

■ホンダはシミュレーションで失敗していると元F1エンジニア

こうした報道を受けて、かつてHRTのテクニカルディレクターを務めていた元F1エンジニアのトニ・クケレラが『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に対し、ホンダは恐らくシミュレーションに問題を抱えているのだろうと次のように語った。

「彼らは巨額の投資を行ったものの、それがあまり賢い方法で行われなかったのかもしれない。あるいは、このエリアの重要性を軽視したことにより投資額が少なすぎたのかもしれない」

■テストが限定された近代F1ではシミュレーションで差がつく

現在はスペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』でF1解説者を務めるクケレラは、ホンダにとってF1エンジンの動力テストを行うことなどは初めてではないものの、現在のF1パワーユニットにおいて特に必要とされる準備が不足していたのではないかと次のように続けた。

「F1ではプライベートテストの機会はほとんどない。だから洗練されたテスト装置に負うところが大きくなってきているんだ」

「エンジンをテストするときには、どれだけのたわみが生じるか、どれほどの振動が起こるかということを確認するためにギアボックスやシャシーと連結させることも必要なんだ」

そう語ったクケレラは、次のように結んでいる。

「ホンダがどういうレベルなのかは分からない。だが、彼らはこの技術においてはリーダーではないと言わざるを得ないね」

最終更新:6/16(金) 5:55
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