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中国サイト選「アジアの10大ネット企業」、中国7社独占、日本から2社

6/16(金) 6:10配信

ZUU online

中国サイトの「捜狐」は、アジア10大インターネット企業ランキングを発表した。「10社のうち7社は中国企業、阿里巴巴を除く会社をあなたはいくつ知っていますか?」と副題がついている。中国以外は日本2社、韓国1社である。そのランキングをチェックしてみよう。

■10位~6位 日韓企業は6~8位

●10位 唯品会(中国・広州)

時価総額77億ドル、レディース、メンズファッション、バッグなど服飾品、ベビー用品、家具、家庭用品などを扱う、大学生など青年層に人気のネットショッピングサイト。

●9位 蘇寧電器(中国・南京)

時価総額159.67億ドル、蘇寧は実店舗のチェーン企業だが、ネット通販の蘇寧易購や物流の蘇寧物流などトータル展開している。また阿里巴巴は283億元を投資をしている。また宅配企業を買収するなど経営は積極的だ。

●8位 楽天(日本・東京)

時価総額199.09億ドル、日本最大のネットショッピングサイト「楽天市場」を経営している。楽天は同族会社ではない。依然として成長の趨勢を保持している。その経営戦略と理念には、学習すべきものが多い。

●7位 ヤフー・ジャパン(日本・東京)

時価総額284.28億ドル、日本ナンバーワンのポータルサイトを運営している。ナスダック市場上場、ソフトバンク <9984> の孫正義社長も取締役である。

●6位 Naver(韓国・城南)

時価総額319.33億ドル、韓国の検索エンジンの巨頭。日本のLINE株式会社は、もともと同社の100%子会社として設立されたもの。

■5位~1位 2トップは不動

●5位 網易(中国・広州)

時価総額413億ドル、中国で最も早く展開したポータルサイトの一つ。現在ではゲームや音楽など新しい課金事業に注力している。

●4位 京東(中国・北京)

時価総額594.52億ドル、中国ネットショッピングサイト第2位。京東商城、京東金融、拍拍網などを展開している。着実な発展イメージが強い。偽物が少ないなど評判は良い。効率の高い物流システムを持つ。

●3位 百度(中国・北京)

時価総額642億ドル、中国最大の検索エンジン「百度」を運営している。 現在では、人工知能、金融、医療の各領域に展開している。人工知能でのリーダー企業を目指す。

●2位 騰訊(中国・深セン)

時価総額3362.16億ドル、同社はコミュニケーションアプリQQ、微信(We Chat)で驚異的なスピードで発展をした。今では中国最大のネットサービス企業である。ゲームや金融でも強力な顧客群を抱えている。

●1位 阿里巴巴(中国・杭州)

時価総額3352.09億ドル、阿里巴巴旗は、淘宝網、天猫、聚計算、全球速売通、阿里巴巴国際交易市場、1688、阿里媽媽、阿里雲、アント・フィナンシャルなどを展開している。先日発表された2017年通期の売上見通しは、前年比56%と上場以来最大の増加になると発表した。また馬雲自身の身代も全世界富豪ランキングの14位に上昇した。

■今後の展開は見通せず

阿里巴巴はアジア最大のネット関連企業で、世界ランク7位である。創業者の馬雲は、18年で阿里巴巴を世界的な大企業に育て上げた有名なスター経営者である。しかし他の会社も工業の老舗企業とは違い、みな若い会社ばかりである。

またソフトバンクが阿里巴巴の最大株主であるのをはじめ、資本関係は多国籍にからみ合っている。これからもこの10社を中心にさまざまな動きがあると見られ、5年後のランキングは全く見通せない。どの社もランクを上げることは十分可能である。(高野悠介、中国貿易コンサルタント)

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最終更新:6/16(金) 6:10
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