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重大事故対策を説明 東海第2で原電、規制委が審査会合

6/16(金) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

原子力規制委員会は15日、東海村白方の日本原子力発電(原電)東海第2原発が新規制基準に適合しているかを確認する50回目の審査会合を開き、重大事故対策を議論した。原電側は、使用済み核燃料プールの水位低下など計6事象の対策について、作業手順や防止対策を説明し、いずれも核燃料や炉心損傷などを防ぐ有効性を訴えた。

原電側は、使用済み核燃料プール水位低下の事故原因を、プールの冷却・注水機能喪失と、配管が壊れてプール内の水が漏れ出すという二つが想定されると説明。各作業員の行動内容を示した上で、いずれも常設の代替注水ポンプや可搬型の注水ポンプで水を供給しながら機能喪失した設備を直すことにより、重大事故を防げると強調した。

原電側は、運転停止中の原子炉の事故対策についても説明。想定される事故は核燃料から出る崩壊熱を取り除く機能喪失や交流動力電源喪失、原子炉冷却剤流出などで、それぞれの対策の有効性を訴えた。

規制委側は、重大事故の想定方法や、事故対応に当たる作業員の被ばく線量に対する考え方などについて、次回以降の会合で説明するよう求めた。

茨城新聞社