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〔米株式〕NYダウ、小反落=高値警戒感で売り(15日)☆差替

6/16(金) 6:00配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク株式相場は、高値警戒感を背景に調整的な売りが出て、小反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比14.66ドル安の2万1359.90ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は続落し、同29.39ポイント安の6165.50。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5294万株減の8億2880万株。
 前日まで2営業日連続で史上最高値を更新したダウは、新規の手掛かり材料を欠く中、持ち高調整の売りに押されて小安く開始。徐々に下げ幅を縮小したものの、終日マイナス圏にとどまった。上昇基調をたどってきたアップルなどのハイテク株に売りが集まったほか、金融株や消費関連株も弱かった。朝方発表された米経済指標はまちまちの内容となり、相場への影響は限られた。
 米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策に対する警戒感も重しとなった。FRBは前日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した金利見通しで、「年内あと1回」の利上げ想定を維持。金融緩和で積み上がった保有資産を年内にも圧縮開始する可能性も示唆するなど、ややタカ派的な立場を示した。
 同日朝に発表された米小売売上高と消費者物価指数(CPI)がともに市場予想を下回るなど、米経済指標には弱さも見られつつある。弱い経済指標は利上げペースの鈍化を意識させ株高材料となってきたが、市場関係者からは「(引き締めの手段が)短期金利の引き上げから資産コントロールに転換しようとしている。イエレンFRB議長は多少経済指標が弱くてもやっていくのではないかという警戒感が高まっている」(準大手証券)との声が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)は、アップルが0.6%安、ビザが1.2%安、アマゾン・ドット・コムが1.3%安、ナイキが3.2%安。ゼネラル・エレクトリック(GE)が0.8%高、ボーイングが1.6%高。

最終更新:6/16(金) 9:28
時事通信