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<愛知製鋼>情報漏えい 元専務、会見で起訴内容を否認

6/16(金) 0:26配信

毎日新聞

 トヨタ自動車グループの特殊鋼メーカー「愛知製鋼」の営業秘密を漏らしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密開示)で起訴された元同社専務、本蔵(ほんくら)義信被告(67)が15日、事件後初めて名古屋市内で記者会見し、起訴内容を否認した。

 本蔵被告は元同社社員と共謀して不正に利益を得る目的で2013年4月、同社開発の磁気センサー「MIセンサ」の製造に使う装置の情報を大阪市の会社側に伝えたとして今年3月に起訴され、今月8日に保釈された。

 会見で本蔵被告は、営業秘密とされた技術情報について「既に公開されている基本機能だ」と述べた。自身が開発を目指すセンサーとMIセンサの違いを理解しないまま検察側は起訴したと訴えた。

 一方で弁護団は、愛知製鋼が昨年8月に告訴して捜査の発端になった別の営業秘密漏えい容疑に関し、名古屋地検が5月に容疑不十分で不起訴としたことを明らかにした。その上で「捜査機関が今回の事件で同社に追加告訴を促し(事件を)無理に作り上げた」と主張した。【金寿英】

最終更新:6/16(金) 0:26
毎日新聞

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