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ヤクルト・由規“復活”の陰にダルビッシュ ベンチでも見られた“教え”の一端

6/16(金) 16:56配信

夕刊フジ

 神宮のお立ち台で胸を張る姿が頼もしかった。ヤクルト・由規投手(27)が14日・楽天戦で7回3安打1失点の好投で2勝目。交流戦では2011年以来6年ぶりの白星を手にした。

 「素直にうれしい。最少失点に抑えることだけ考えて投げました」

 6四球を与えるなど毎回のように走者を出し、5回にはウィーラーの左中間適時二塁打を喫したが崩れない。球数が100球に迫った7回にはこの日最速の151キロをマーク。三者凡退に仕留めた。

 相手は故郷・仙台のチーム。しかもパ・リーグで首位を走り、チーム打率・275(14日現在)はリーグ1位。そんな強力打線を抑えた右腕は「仙台人らしく粘っこく投げられました」と笑ってみせた。

 「粘っこく」投げられたのは体質改善のたまものだ。由規は度重なる右肩の故障が癒えつつあるが、現時点で先発ローテを回れるまでには至っていない。この日も前回登板から中12日を開けた。

 完全復活を果たしローテの一角を担いたいという思いから、昨年オフに米レンジャーズ・ダルビッシュとともに自主トレを行い、トレーニング法やコンディショニング維持の方法などの教えを受けた。

 「試合で長く投げるため、普段の食事の取り方から補助食品のサプリメントの摂取方法までしっかり教えてもらったようです。それが今すごく効いている感じがしますね」とは球団関係者。その一端はこの日のベンチでも垣間見られた。

 味方打線が攻撃している間、由規はベンチに腰掛けると2リットルサイズのペットボトルに詰めたピンク色の飲み物をゴクリと飲み込んでいた。

 「サプリメントですけど、7回までに全部飲み干してました。昨年まではそんなことやってなかったです。6つも四球を出したのに集中力が切れなかったのは、ずっとやってきた体調維持法の効果ですよ」(同関係者)

 由規は「チームに(離脱)期間を開けて迷惑をかけた。投げる試合は全部勝ちます」とお立ち台でブチ上げた。

最終更新:6/16(金) 17:02
夕刊フジ