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【インドネシア】政策金利は8カ月連続で据え置き、4.75%

6/16(金) 11:30配信

NNA

 インドネシア中央銀行は14日から2日間開いた月例理事会で、政策金利の7日物リバースレポ金利を4.75%で据え置くことを決めた。米連邦準備制度理事会(FRB)の0.25%利上げに連動した動きはしなかった。据え置きは8カ月連続。
 中銀は実質的な市場金利の下限である翌日物預金ファシリティー金利(FASBI)と、市中銀行が中銀から資金を借り入れる際の貸出ファシリティー金利も同じくそれぞれ4.00%、5.50%で据え置いた。
 中銀は声明で、FRBの利上げとバランスシート(貸借対照表)縮小計画、与党の保守党が過半数割れに追い込まれた英総選挙、国内物価動向など内外のリスクを指摘。一方で、米利上げは織り込み済みで、インドネシアの金融市場は良好なマクロ経済運営と経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)に支えられていると説明した。
 三井住友銀行アジア・大洋州トレジャリー部(シンガポール)のエコノミスト、鈴木浩史氏は、中銀の姿勢を「引き続き様子見」と指摘。景気回復が緩やかに進む一方で、インフレがじりじりと進行している現状では、中銀は動きにくいとの見方を示した。

最終更新:6/16(金) 11:30
NNA