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JR貨物、新型ディーゼル機関車「DD200形」開発…電気式を採用

6/16(金) 8:28配信

レスポンス

JR貨物は6月15日、新型ディーゼル機関車「DD200形」を開発すると発表した。試作車1両が6月下旬に完成する予定。老朽化した機関車の置換えを図る。

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国鉄時代に製造されたDE10形とDE11形に代わる機関車として計画された。DE10・11形は流体変速機(トルクコンバーター)を使って車軸に動力を伝達する液体式を採用しているが、DD200形はディーゼルエンジンで発電した電力でモーターを回す電気式を採用する。

同じく電気式のDF200形ディーゼル機関車やEF210形電気機関車など、これまで開発してきた新型機関車の技術を応用するという。新型機関車と装置の標準化を図ることで、保守コストの低減や修繕部品の安定供給の確保も図る。

車体の長さはDE10形より約1.8m長い15.9m。DE10形と同じ凸型で運転台を横向きに配置し、列車のけん引と入替作業の両方に対応する。車軸はDE10形より1軸少ない4軸だが、運転整備重量は6.2t少ない58.8tとし、1軸あたりの重量の増加を抑えている。JR貨物はこれにより「DE10形式でしか入線できない線区への入線も可能」にしたとしている。水冷4サイクルV型12気筒エンジン1台とモーター4個を搭載。動輪周出力は600kWで、運転最高速度はDE10形より25km/h速い110km/hになる。

DE10形は、重い機関車が入線できないローカル線での貨物列車けん引や貨物駅での入替作業など、幅広い用途に対応したディーゼル機関車。DE11形はDE10形をベースに入替用として開発された。1966年から1979年にかけて製造され、一番新しい車両でも製造から40年近くが経過している。

JR貨物は2016年度の事業計画で「非電化区間・構内入換用DE10形式ディーゼル機関車の老朽置換となる新形式ディーゼル機関車の開発」に取り組んでいくとしていた。

《レスポンス 草町義和》

最終更新:6/16(金) 8:53
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