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<プロ野球>プロ初の逆転満塁弾 DeNA・宮崎「最高」

6/16(金) 0:43配信

毎日新聞

 ○DeNA6-2ロッテ●(15日・横浜)

 一振りで球場の雰囲気を一変させた。プロ初の逆転満塁アーチでチームを勝利に導いたDeNAの宮崎は試合後、「最高です」と控えめな口調で喜びを表現した。

 1点を追う五回だった。1死一塁からロペス、筒香が連打でつないだ満塁の好機。カウント2-2と追い込まれたところで「最低でも犠牲フライという思いに変えた」と肩の力を抜いた。5球目は肩口から入る116キロのカーブ。これを脇を締めてコンパクトにたたいて、左翼ポール際に運んだ。宮崎は「自分のスイングはできたと思う」と胸を張った。

 社会人のセガサミーから入団5年目。今季は4月に脇腹を痛めて一時離脱したものの、復帰した5月以降は打撃の好調を維持している。守備の安定感が増し、「5番・三塁」の定位置をがっちりとつかんでいる姿に、ラミレス監督も「彼は今やチームに欠かせない重要な一員。ニュースターといっても過言ではない」と、絶大な信頼を寄せる。

 この日も3安打をマーク。打率3割3分9厘は堂々のセ・リーグトップとあれば、指揮官の言葉に誰もが納得だ。だが、本人の意識だけは違う。「その位置を譲らないように、まだまだアピールしないと。『首位打者だからレギュラー』というわけではないから」。抱き続けている危機感が、その体を突き動かしている。【平本泰章】

最終更新:6/16(金) 0:43
毎日新聞

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