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誰か説明して!「iDeCo」サポートが手厚い機関は?

6/16(金) 11:10配信

ZUU online

今年から「iDeCo(個人型確定拠出年金)☆」にほとんどの現役世代が加入できるようになり、多くの方が加入の申し込みをしています。

厚生労働省によると、2016年3月末の加入者数は25.7万人でした。しかし、約1年後の2017年2月末には37.9万人に激増しており、ある金融機関のホームページには、加入手続きにだいぶん時間がかかると注意喚起の文言もありました。

わたしも昨年末に加入申し込みをし、この2月に第1回目の掛け金の引き落としがあったばかりです。

☆iDeCo(イデコ)とは?
個人型確定拠出年金(こじんがたかくていきょしゅつねんきん)のこと。公的年金や企業年金にプラスするかたちで、自分で積み立てる「年金」のこと。拠出したお金を、投資信託などで運用する。個人でも節税ができることや、2017年1月から加入対象者が拡大したことから、いま、老後資金づくりの方法として注目を集めている。

iDeCoに加入するにはiDeCo口座を開設する金融機関サイトから資料請求をしますが、郵送で届いた書類には専門的な書式に小さな文字がビッシリと並び、難しそう……。少し面倒になりながらもなんとか記入・押印し、書類を返信しました。書類に不備がなければ、手続き終了!

……のはずが、恥ずかしながら押印漏れで戻ってきてしまい、スタートはだいぶ遅れました。こういった書類不備、結構あるみたいですよ。

となると、「どなたか目の前で説明してくださーい」と言いたくもなりませんか?
そこで今回は、そんなiDeCo申込時の不安を店頭窓口でサポートしてくれる、おススメの金融機関をご紹介します。

■iDeCo運用機関を選ぶポイント3つ

まず、iDeCoの金融機関選びのポイントを簡単に説明すると

①ラインナップ
取り扱っている運用商品は、金融機関によって数も内容もさまざま。こんな投資先で運用してみたいといった希望の運用テーマや運用会社があれば、希望に近い、希望どおり品ぞろえもチェックポイントです。

②コスト
iDeCoに加入後、必ずかかる費用は次の4つ。

・収納手数料→国民年金基金連合会に支払う ・事務委託手数料→信託銀行に支払う
・口座管理手数料→運営管理金融機関に支払う
・信託報酬→信託銀行に支払う

このうち、収納手数料と事務委託手数料は、どの金融機関を選んでも同じです。「口座管理手数料」は加入期間中かかるコスト。無料から毎月数百円かかるところまでさまざまあるので、なるべく安いところを選びたいですね。

「信託報酬」は投資信託で運用している間、給付時にかかる手数料です。つもりつもって将来の年金額に影響するので、信託報酬の低い投資信託が多くラインナップされているかも、大切なチェックポイントです。

③使いやすさと加入後のサービス
運用商品の変更のしやすさなど、加入後の手続きが簡単かどうか。また、ポートフォリオの充実度、窓口やコールセンターでの相談はできるのかといった使い勝手も、長くお付き合いするうえでは重要なこと。

■サポートが手厚い金融機関は?

上で挙げた3つは、いずれも金融機関選びで大切なポイントですが、どれを重視するかは人それぞれです。多少コストは高くついても、加入の手続きから加入期間中のメンテナンス、そして60歳の受取開始まで、しっかりサポートしてほしいという人もいるでしょう。

なかでも、

・平日17時以降や休日も対応し、利用時間の長いコールセンター
・店頭窓口で加入申し込みの手続きができる(主流はWeb申し込み)

この2つを押さえている金融機関を、探すと実は多くありません。コールセンターではうまく質問できないかも……という人も、窓口での対面申し込みであれば安心できますよね。

この条件に当てはまる金融機関には、三井住友銀行、りそな銀行、大和証券などがあります。それらの特徴を見てみましょう。 ※コールセンターはいずれも祝日・年末年始は除きます。 ※手数料=月額運営管理手数料(税込/掛金拠出中)

三井住友銀行
コールセンター利用時間:平日9時~21時、休日9時~17時 取扱商品:投資信託14本、定期預金2本 手数料:255円 支店:沖縄県以外の全国

りそな銀行
コールセンター利用時間:平日9時~21時、休日9時~17時 取扱商品:投資信託31本、定期預金2本 手数料:2018/12/28までの加入で2年間無料。2年経過後は引き落とし口座がりそな銀行=262円、他行=316円 支店:関東・関西に多い

大和証券
コールセンター利用時間:平日9時~20時、休日9時~17時 取扱商品:投資信託15本、定期預金1本 手数料:2018/03/30までの加入で1年間無料。1年経過後=324円(資産残高50万円以上で無料) 支店:全国

■地域によっては「ろうきん」も

そのほか利用時間の長いコールセンター、窓口設置の両条件には当てはまりませんが、労働金庫(ろうきん)もチェックしておきたい金融機関の一つ。大きなポイントは、広く全国に支店を持っていること。三井住友、りそな、大和証券の支店が近くにない地域や沖縄、離島にも支店を置いています。

ろうきんのコールセンターは平日の9時~17時(土日祝日、年末年始休業)の対応ですが、店頭窓口でも相談できます。実はここはiDeCoにとても力を入れている金融機関なのです。ろうきんの支店がない地域では、窓口のある地方銀行なども見ておくといいかも知れませんね。

※本記事の内容は2017年4月21日現在のものです。なお、個別に金融機関をおすすめするものではありません。

(執筆者:みらい女性倶楽部 冨田仁美 短大卒業後、証券・銀行・保険と金融業界を17年経験。現在は主婦兼個人投資家。2級FP技能士。DCプランナー2級)

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:6/16(金) 11:10
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